お弁当(木地から仕上げまで)

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お弁当(木地から仕上げまで)

お弁当(木地から仕上げまで) お椀の下地をUPしたので、箱物の工程も
お見せします。


お弁当(木地から仕上げまで) 木地は、ひばです。厚さは一分(3mm)です。
このくらいの厚みでなくてはぼってりして
仕上がりのシャープさかありません。


お弁当(木地から仕上げまで) 下の段は二分五厘のあつさです。


お弁当(木地から仕上げまで) まず、はぎ目のこくそ彫りをします。


お弁当(木地から仕上げまで) 彫ったところは二〜三回こくそをします。
はぎ目はしきこくそをします。船底ともいいます。


お弁当(木地から仕上げまで) こういう彫ったところは、
しっかり固めておかなくてはなりません。


お弁当(木地から仕上げまで) これが三回、こくそをした状態です。


お弁当(木地から仕上げまで) 木固めをしておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 漆が乾いたら、磨いておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 磨きが終わったら、きれいに拭きます。


お弁当(木地から仕上げまで) 布きせです。弘前では通称半ぎせといっております。
内側に布が返っています。


お弁当(木地から仕上げまで) 裏もしっかり布を返しておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 両方、布きせが終わりました。


お弁当(木地から仕上げまで) ふたの鏡を着せて、布きせは終了です。


お弁当(木地から仕上げまで) 重なったところをきれいにします。
布払いです。


お弁当(木地から仕上げまで) 鏡も払っておきます。
布払いは完成です。


お弁当(木地から仕上げまで) くくりを付けています。
地を布の境目につけます。


お弁当(木地から仕上げまで) 一辺地をつけます。


お弁当(木地から仕上げまで) 下地もつける段取りがあります。
段取り通り繰り返すことが大事なことです。


お弁当(木地から仕上げまで) 一辺地があがった状態です。


お弁当(木地から仕上げまで) 地磨きをして、埃をきれいにしておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 二辺地、三辺地と同じこと
を繰り返していきます。


お弁当(木地から仕上げまで) これが二辺地


お弁当(木地から仕上げまで) こんな風に同じことを繰り返していきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 二辺地があがりました。これを磨いて
ほこりを取っておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 二辺地があがった状態です。


お弁当(木地から仕上げまで) 三辺地をつけます。


お弁当(木地から仕上げまで) 三辺地があがった状態です。


お弁当(木地から仕上げまで) これも磨き、ほこりを取っておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) こちらの方がよく見える気がします。


お弁当(木地から仕上げまで) 錆です


お弁当(木地から仕上げまで) これで下地のあがりがみえてきました。


お弁当(木地から仕上げまで) これも磨いておきました。


お弁当(木地から仕上げまで) こんな状態です。


お弁当(木地から仕上げまで) ともかく下地は薄く何回も繰り返すことが 大切です。


お弁当(木地から仕上げまで) 後は化粧錆をして、下地は上がりです。


お弁当(木地から仕上げまで) 化粧錆の前に磨いておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) これも磨いた状態。


お弁当(木地から仕上げまで) 内側を化粧錆しました。
裏もつけます。


お弁当(木地から仕上げまで) これで下地があがります。
後は、いかけだけです。


お弁当(木地から仕上げまで) これで下地の上がりです。
半年くらいは枯らしておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 錆研ぎをしました。


お弁当(木地から仕上げまで) きれいに洗っておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) まずは内側と裏の下塗りです。


お弁当(木地から仕上げまで) 下地固め


お弁当(木地から仕上げまで) 磨いておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) きれいに掃除して、下塗りです。


お弁当(木地から仕上げまで) 内側の下塗りを研ぎます。


お弁当(木地から仕上げまで) ベンガラを塗ります。中塗りです。
裏は、黒を塗ります。


お弁当(木地から仕上げまで) 外側の下塗りを研ぐ準備です。


お弁当(木地から仕上げまで) 下塗りを研ぎました。


お弁当(木地から仕上げまで) 研いだらきれいに掃除します。


お弁当(木地から仕上げまで) 今回は、七七子塗で仕上げようと思っています。
というわけで、種まきです。


お弁当(木地から仕上げまで) 乾きが少し早かったので種を取っています。


お弁当(木地から仕上げまで) 種はぎをしてみました。
この後目つぶしをして塗りに入ります。


お弁当(木地から仕上げまで) 以前にも仕上げたことがある塗りにしてみます。


お弁当(木地から仕上げまで) 黒を二回塗っています。


お弁当(木地から仕上げまで) 荒砥ぎをした状態。
洗って風呂に入れておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 中扱きをしました。
この仕事も弘前独特の仕事です。


お弁当(木地から仕上げまで) 中研ぎをしてみました。


お弁当(木地から仕上げまで) 仕上げ扱きです。


お弁当(木地から仕上げまで) 仕上げ研ぎ


お弁当(木地から仕上げまで) 全体のバランスととりながら研いでいきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 模様も出てきています。
ここからは炭研ぎです。


お弁当(木地から仕上げまで) 傷も目立たなくなってきました。


お弁当(木地から仕上げまで) 胴摺の前に捨てすりをしておきます。
弘前では、千辺下といいます。


お弁当(木地から仕上げまで) 胴摺をしたところです。


お弁当(木地から仕上げまで) すりを二回して中艶です。


お弁当(木地から仕上げまで) すりを一回しました。
艶をつけてもう一回すります。


お弁当(木地から仕上げまで) 仕上げ艶、これで外の仕事は終わりです。


お弁当(木地から仕上げまで) 艶の感じも模様もよくできたように思います。


お弁当(木地から仕上げまで) 無地塗りのための中塗り研ぎです。


お弁当(木地から仕上げまで) 艶がついていろところに傷をつけないように
慎重に研いでいきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 少し下塗りの黒が出ました。
たいしたことではありません。


お弁当(木地から仕上げまで) 終わったらきれいに洗っておきます。


お弁当(木地から仕上げまで) 塗り立てをして完成です。


お弁当(木地から仕上げまで) こんな風に仕上がるととても気分がいいものです。


お弁当(木地から仕上げまで) 弘前の塗り物はともかく時間がかかります。
喜んで使ってくれる人がいるというのは幸せなことです。


お弁当(木地から仕上げまで) これが指物の下地から仕上がりまででした。


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