大野十二月十六〜十七日にかけて 二年ぶりに旧大野村へ行ってきました。 前からいかなくてはと思っていましたが なかなかタイミングがよくなくようやく行ってきました。 佐々木さんの工房前で! 佐々木さんの工房の隣に新しい家が建っていました。 話を聞くと佐々木さんから独立した佐賀さんの家とのこと 作業場が併設してあり気持ちよく仕事ができそうなつくりでした。 今回の大野行きは、土田亙さんの仕事がらみと 忘年会と佐々木正憲さんに三年前に挽いてもらった お椀が仕上がったのでひとつプレゼントする為でした。 摺りうるし
摺りうるしの見本になるように仕上げてみました。
ぬりものやとしては木工の人の仕上げと
少し違う仕事内容にしてみました。 七々子塗の研ぎ七々子塗の模様がよりはっきりしてきました。 このくらいになればあとは津軽塗でいっている”穴っけ” だけを気にかけて仕事を進めます。 荒研ぎが終わり中研ぎをしています。 七々子塗の模様がいくらかはっきりしてきました。 ここではバランスと研ぎ残しが無いように研いでいきます。 紗綾形の模様も注意して研ぎます。 全体のバランスを見ながら仕事をするので 能率的には大変悪いものです。 ともかく研ぎすぎをしないことが大事です。 ななこ塗の研ぎはあらかじめ大清水砥で七々子塗の模様を 壊さないように慎重に研いでいきます。 この荒研ぎが最後の仕上げまで影響するので あせらず仕事を進めます。 戻る |