クッラクが入ってはがれてきていたので、
そこだけをはがしてみましたら、おもしろいようにはがれるのでした。
布と木地の境を処理していないため
蒔地をした漆と木地がしっかりくっついていなかったのです。
その上、蒔地をした時溶剤を多く入れたため
食いつきが悪くなったのでと思います。
その証拠に布目のところは問題がないのです。
これは手抜きではなく、経験不足による仕事の
良い例です。
「DAYS]でDMをもらったという人が何人か来て
お買いあげしてくれた人もいました。
実は打ち上げでご一緒した鈴木さんと
幾世橋さんのお母さんが知り合いで、
良く来ているそうなのです。
縁は異なものといいますか
ギャラリーの「宙」は、はす向かいあるのでした。
きれいで明るい空間で幾世橋さん和菓子、幸村さんが洋菓子を
提供しています。
昼はランチがあります。カレーがとてもおいしいです。
若い女の人が二人で切り盛りしています。
小柄な人が幸村さん、もう一人が幾世橋さんです。
ちょうどランチ時にいったのですが、人がいっぱいでした。
幾世橋さんがペンダント、幸村さんがピアスを買ってつけてくれていました。
娘の友だちの友だちが仙台でカフェをしているから
DMをおいてもらうことにしました。
それが、カフェ「DAYS]でした。
ここも変な縁が出来てしまいました。
前に「一心」にいた、林さんから連絡があり
顔を見せてくれというので打ち上げをしました。
ホテル モントレの「随縁亭」という日本料理の
お店でした。懐石のコースを準備してくれていました。
ギャラリーの菊地さんと私のモノの使い手鈴木さんが、
ご一緒してくれました。
小学校のミニバスでコーチをしていた時の
朱美さんも来てくれました。
この出会いも不思議な気がします。
全て、人との出会いから始まるのだと思います。
>>展示会の感想
今回の展示会で気付いたのですが、
大変熱心に見ている人が多く、
一時間ぐらいは当たり前、三時間ぐらいいた人も
大勢いました。
山形の芸工大の学生さんや
市民講座に参加している人とかが
熱心にみていってくれました。
少しは参考になったのでしょうか?
アクセサリーもこんな風に展示してみました。
前からの使い手の人がおみやげを持ってきてくれるし、
お花を届けてくれたり本当にありがたいことだと思っています。
作り手冥利です。
仕事を続けてきて本当によかったと思いました。
新聞でも紹介されたので
少しは影響があるかなと思っていたら
初日に来てくれた高橋さんという人が、
「使いたいと思っていた漆器にやっと会えました。」
という涙が出そうな言葉で感激してしまいました。
仙台の展示会は本当に久しぶりです。
こんな感じで使い手の人が来てくれました。
会期四日のうち二日は雨降り、
気温も低く天候はいまいちでした。
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