お椀お椀まえに中塗りまで仕上げておいたお椀を仕上げることに しました。模様をつけて黒を塗っておきます。 朱の仕上げはだいたい夏場に仕事をします。 今回は十個だけです。 だいたいの模様を研ぎ出して おきます。 こんなことを三回ぐらい繰り返すと だいたい凹凸が無くなります。 そして炭研ぎをして、艶に入ります。 これが胴ずりまえの状態です。 弘前では千辺下と言います。 一回目の艶をつけてきれいに拭いておきます。 これにすりにしておきます。 だいたいこんな感じになったら、 仕上げにするかの見当がつきます。 もう一回すって仕上がりです。 このくらいの艶が七分の仕上がりと言うところです。 中塗り研ぎをして、塗り立てをすれば仕上がりです。 戻る |