2007年11月

展示会

展示会 横浜の展示会はまさしく手探りの展示会でした。 あまり知り合いもいないのでどれだけの人が来てくれるか ほんとうに心配でした。


展示会 それでも家から出したDMはかなり効果あったみたいで かなりの人が来てくれて会場が一時、弘前状態といいますか 津軽弁が鳴り響くことになってしまいました。


展示会 今回の展示会でおもいしってことは、やはり漆は知られていないと言うことの実感でした。 知られていないから使われない。まず、知ってもらい、使ってもらうことが大事なこと だと心底思いました。


展示会 ”スペースたかもり”の高森さんはじめスタッフの人たちには本当に助けられました。 ギャラリーのオーナーの林さんはこんな漆の世界もあるということを 知ってもらっただけでも良かったと思っています。ともかく続けることだと思いました。


お椀

修理 お椀の内側は塗り立ての仕事をします。 全消しの漆は使っていけば艶が出てきます。 右の方が10年ぐらい使ったお椀で左が新品です。 展示会の荷物を出してしまったし後は出発するだけです。


修理のお椀

修理 7月の展示会の時戻ってきたお椀の修理をしています。 今回の横浜の展示会は”ふだん使いのうるし”を提唱している 高森さんの企画です。主に塗り立ての仕事をしている人を応援しています。


修理 全消し塗り立ての うるしのモノを使い込んで艶を上げる楽しさもありだと思いますが 呂色仕上げも使い込んでいくとその人の艶が付くと思っております。


修理 この二つのお椀は16年前に買っていただいたものですが 右側のお椀は展示会にもってきた日まで使っていたモノで 左側のお椀は2〜3年使っていないモノです。 使い込んでいる方がやはり艶があります。 このように呂色仕上げのモノでも使い込むことが大事なのです。


ぎゃるりー”げん”

ぎゃるりー”げん 横浜の会場は閑静な住宅街にあります。 私の展示会は19日から25日までです。 今週も高森さんの企画展をやっています。


梱包

梱包” 企画展は初めてなので本当にいろいろたいへんです。 はじめの難関が梱包作業でした。 運送屋さんは箱の中で動くモノは持って行かないと言うし きちんと梱包しなければなりませんでした。


梱包 一つずつ梱包するのに何回も包んだりほぐしたり 梱包材料を買ってきて包みましたが要領が悪いのか 仕事が全くはかどりません。


梱包 ダンマットとかミラーマットというウレタン系の 包装材を厚いのと薄いのを買ってきて包んでみました。 それでも隙間があるのはエアーキャップで包んでみました。


梱包 こんなことでほとんど仕事にならず体はくたくた、 その上今度は出品リストを一つずつ書かなくてはならないので とても一人ではできっこないと言うことを自覚して 娘と亙さんに手伝ってもらいました。


梱包 と言うわけでどうにか箱詰めをしてしまいました。 これはほとんど娘の仕事でした。 今までは棚からひとつかみして車に積んで展示場に 言ってから適当に選んで展示しました。 まだリストづくりが少し残っていますがどうにか格好が付いたみたいです。


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