2007年7月

展示会

展示会 青森の展示会が始まりました。 なんと6年ぶりの展示会でした。 いろいろ応援してくれる人がいて 青森での会場は固定していません。 今回の「ポ庵」も初めてです。


展示会 初日、二日目と人は少しでしたが 今日は切れ間無く人がきてくれていろいろ楽しい話ができました。


展示会 こんな展示会ができるのは私一人の力でできるはずはありません。 会場づくりから展示まで協力してくれる人がいるからです。 そしてそんな多くはない使い手がいることで次の仕事ができると言うことを 確認させてもらいました。


下地..2

下地 地のピンホールを止めるため薄く錆を付けて下地の仕上がりです。 錆はあくまでもピンホールを止めるだけです。


下地 三辺地があがりました。下地の仕事は漆の仕事の 一番大事な仕事です。ここで手を抜くと後々 いろいろな問題が起きます。


下地

下地 一辺地を磨いたところです。 この後二辺地、三辺地と仕事をしていきます。


下地 一辺地をつけたところです。ほとんど付いているのかどうかよくわかりません。 扱きつけるよりは少し力を抜いて付けていました。


ピアス

ピアス 布払いをしてみました。アイデアは突然やってきますので いつも次の仕事ができるように準備しておくことが 大切なことだと思っています。 ともかく下地を進めることにしました。


ピアス 厚さ1ミリ、縦の長さが1センチぐらいのヒバの板なのもで 両面を布張りしなくてはなりません。 あまりにも小さいので仕事が大変です。


ピアス 展示会準備のため少し仕事の量も減らさなくてはと思っていましたが お椀の模様がヒントになってピアスをつくろうかと思っています。 型どりをして木固めをしてみました。


展示会

展示会 展示会のDMができてきました。青森での展示会は六年ぶりです。 毎年のように青森でいつやるのかと言われていたので ようやく要望に応えることができます。


展示会 今回のDMは「漆いろいろ展」のはがきを古い順から並べてみました。 同じので三回やったこともあってので十回はやっていることになります。 いろんなことがあったなーとつくづく思います。


お椀

椀 中研ぎが終わり仕上げ研ぎをしています。 この状態になればほぼ9割くらいは仕上がったのと同じです。 模様を壊さないように慎重に研ぎます。


椀 刷毛目の模様も予想した感じで仕上がりました。 ほとんど朱の無地の仕上げのようにみえますが 微妙に刷毛目が着いています。 これが研ぎ出しの妙だと思います。


椀 これは黒の刷毛目をつけた上に銀の粉を蒔いて研いでみました。 この模様は定番の模様になりそうな予感がします。 時々こんなことがあるので漆の仕事はおもしろいと思います。


椀 黒の刷毛目模様に朱を塗って仕上げればこんな感じになります。 こんな仕上げが一番単純な仕上げと言うところです。 これが意外と面倒なのです。


椀 櫛目の上にやはり銀の粉を蒔いて仕上げたモノです。 実物を見れば少しは感じが違って見えます。 仕上げ研ぎが終わればできるだけ枯らしておきます。 そうすることによって漆がしまります。



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