2007年4月

弘前の桜

弘前の桜 花が咲き始めました。 この調子なら連休が見頃になると思います。 26日の朝の写真ですが、観光客がたくさんカメラを 構えていました。


弘前の桜 最勝院の江戸彼岸桜がほとんど満開状態でした。 いつもの年なら染井吉野が咲いてから咲くと思っていましたが 今年は少し変な感じがします。 花の付き方も少ないよう感じがします。


艶 一番はじめの艶をつけました。弘前では千辺艶と言います。 一般的には胴づりといいます。この艶付けで 仕上がりが予想できますから、きちんと仕事をしなくてはなりません。


使い手としてのぬりもの

箱 私は、つくり手でもありますが、自分でもつっかています。 こんなモノは使って育てるというのが基本だといつも思っています。 使って気持ちのいいものを使いたいと思っています。 炊き込みご飯を犬友達へお裾分けです。


ブナコ おやつにチョコフレークをつまみました。 ビールの時の柿の種、かっぱえびせんなんかは最高です。 さきいかなどの乾きものもぴったりです。


春が近づいています

沈丁花 弘前にも少しずつ春が近づいてきたみたいです。 沈丁花の花もぽつりぽつりと咲き始めました。


紅梅 近くの小公園の紅梅も咲き始めました。 これから一度に春に突入かと思いますが、 最高気温も10度止まりで一気にはなかなか 行きません。


桜 12日の弘前公園の桜です。 朝の散歩のついでに見てきましたが、 この調子だと一週間から10日ぐらいで咲き始めると思います。


中研ぎ

中研ぎ 二回目の研ぎ(中研ぎ)をしました。 これでだいたいの模様だしと全体のバランスがとれました。


中研ぎ 次の仕事がやりやすいように考えて仕事をします。 これも数づくりをしたおかげでこのくらい研げばいいと言うことが 自然とわかります。 こんなことを数字で表現することは無理です。


炭はぎ

炭はぎ お椀の漆が乾きが遅いので 乾くまで仕上げ研ぎまでしておいた箱の炭はぎを しておくことにしました。


炭はぎ 駿河炭で研いでおいて あとは呂色炭で仕上げます。 研いで面が平らならこんなふうに炭がくっついてしまいます。 研いでいるときに引っ張られるような感覚があります。


研ぎ

椀 黒を二回塗って荒研ぎの準備をしています。 ここで模様をある程度はっきり出しておきます。


椀 大清水砥で模様の部分を研いでおきます。


椀 全体の艶を消して荒研ぎが終了です。 後は水洗いをして一日乾かしておきます。


椀 全体をから拭きして漆を塗る準備を しています。春先は乾燥していますから 少し乾きが遅くなった気がします。


模様

椀 下塗りをした内側を研いでベンガラの中塗りをして、 外側の下塗りを研いで模様をつけてみました。


椀 二本のラインの模様です。基本的に模様をつけると言うことは 自分のお椀と人のお椀を区別するためだと思っています。 色の組み合わせで六種類くらいのパターンをつくってみました。


定盤

定盤 久しぶりに定盤を研いでみました。 よくこの仕事をしていて研ぎ出しの仕事を発見したという 話を聞きますが、私にはとてもそうだとは思えません。 先達たちは道具はいつもきれいにしておけと言ってましたし、 漆をこびりつかせておくのは恥ずかしことだと言っていました。


お椀

椀 昨年の夏に下地をあげておいたお椀を 下地を研いで、下地がためをしました。


椀 突然注文が来ても対応ができないので 少しずつ仕事を進めておかなくてはなりません。 最低仕上げ研ぎまでは仕事を進めておきたいと思っています。


椀 下地がためを磨き下塗りをした状態です。


椀 数は43個ありました。いちいち数えないで仕事を進めています。 こんな感じで仕事をしています。


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