よくわからないこと

漆のモノはそんなに右から左へ売れるものではありません。
其れが注文が切れることがなかったから不思議でした。
そうするとつくる人も増えてそれなりに仕事ができれば
生活が成り立つ環境ができるのです。それが少し売れ行きが落ちてきたときに
営業の人たちは値段を安くすればまだ売れるという考えでした。
私はそれは違うと思っていましたが体制はそちらの方に流れていきました。
そんな時こそきちんとしたモノづくりが大事だと何回か言ってみましたが
ほとんど無視されてしまいました。まずきちんとした仕事をして自分で展示会をして
みてさわって納得して使ってもらうという能率が悪いけど
確実な売り方しかないと思いました。今でもそのやり方がベストだと思っています。
ぬりものは手に持って感触を確かめて買い求めるべきだと思います。
「展示会はつくり手と使い手がモノを通して心の交流をすることだ。」と城倉さんが言っていましたけど
本当にそうだと思います。使ってもらうと言うことは本当にたいへんなことだと思います。
どんな売方でも売れればいいとはとても思いません。
とくにNETで漆のものを買う人がいると言うことは信じられません。