お椀も少し仕上げています。
ぽつりぽつりと少なくなっていくと少し心配になります。
塗のパターンが十種類ぐらいありますが、
売れ筋のモノは数が半端になってしまいます。
展示会用にも少し多くつくっています。
重箱も仕上げています。
色物(朱など)は夏の仕事だと思っています。
乾きも安定して色もよくでる気がします。
風呂はあけておいてもよく乾いてくれます。
乾いた後は、かなり硬くなっています。
ひねりの文様を入れてみました。
炭研ぎしてみました。
駿河炭で、平らになるように研ぎます。
研いだあとの泥を拭き取る布を弘前では「さいで」といいます。
朱の色が微妙に違いますがなじんでいくように仕上げます。
この後呂色炭で仕上げて艶をつけます。
>>さいでの話
これが駿河炭です。
修理の仕事は、砥石や炭を使った方がきれいに仕上がります。
修理をしたところとの境目をなくすることが大事です。
黒の場合はほとんど修理をしたところが解らなくなります。