2005年2月

・ 研ぎに入りました
・ 豚まん
・ お詫びします
・ 最近の仕事
・ レアーチーズ

研ぎに入りました

塗り 妻のあとの止め又は合い呂と言う作業です。
唐塗の仕事では大事な作業ですが、
今は、ほとんど行われていません。
銀に薄く透き漆をかけるだけなのです。
妻がきれいになります。


研ぎ 薄く、色漆を二回塗って荒研ぎをしたところです。
文様の所をねらって大清水砥で研ぎます。
この研ぎをしっかりしておかないとバランスが崩れます。
研ぎすぎたら失敗です。慎重に仕事をします。
模様がでたら全体の艶を消しておきます。


研ぎ 艶を消した状態です。
本当は、冬に朱の仕事はしたくありません。
どうしても黒ぽっくなってしまいます。
薄く塗り込むことを心がけています。
この次の作業が、中こきと言います。






豚まん

豚まん 豚まんをつくってみました。
小麦粉に砂糖、ベーキングパウダー、イーストを入れ、
水を少しずつ入れてピザの生地ぐらいの硬さにして
30分ぐらいねかせた状態です。







豚まん 中に詰めるあんをつくりました。
豚挽肉に、戻した干し椎茸、ネギ、ショウガが入っています。
調味料は、塩、コショウ、酒、醤油、ごま油、隠し味に砂糖を入れます。
水を少し入れ全体を混ぜます。






豚まん あんを入れて包んでみました。
二十個ぐらいできました。
包み方は、親指と人差し指でつまんでいくだけです。
最後に全体をひねって、二十分ぐらいぬれぶきんをかけて休めます。







豚まん 十分ぐらい、強火で蒸すと
美味しい豚まんができます。
分量とかは、かなりいい加減にやっていますが、
粉は、だいたい四百グラムくらいです。
肉はその半分くらいです。






最近の仕事

お椀 昨年の10月に下地が終わったお椀を
研いでみました。
錆は、ピンホール止めに使うくらいですから
下地がきちんと付いていないとすぐ地がでます。







お椀 下地固めをした状態です。
生漆を綿ですり込みました。
このあと、全体を磨きます。
内側と、高台の下は下塗りしておきます。








お椀 真ん中が下地を研いだ状態。。
右側が、下地固めした状態です。
左側が下塗りしたところです。








お椀 磨きが終わり、外側を下塗りするところです。
漆は、弘前で言うところの「素黒目」です。
中国産の品質のよいモノを使います。
内側は、蒔地で仕上げたいますから、
ピンホールで大変です。






お椀 外側が乾き、内側と高台の下を研いだ状態です。
内側は、黒を二回、弁柄を二回塗ります。
必ず、一回塗ったら、一回研ぎます。
重ね塗をすると、使っているうちに
剥離する危険性があります。







お椀 内側に一回目の弁柄を塗り
乾いたところで研いでいるところです。
ピンホールは。この前の段階で埋めておきます。
あと一回塗ればほとんどピンホールはなくなります。
それでも駄目なときは、もう一回おなじことをします。







お椀 中塗りが終わりました。
内側四回、外側を二回塗りました。
外を、大清水砥で中塗り研ぎをします。








お椀 中塗り研ぎが終わり文様をつけたところです。
四つの色を使っています。
左の方が黒の仕上げ、右が朱の仕上げになります。
ここからは、日本産漆を使います。







お椀 唐塗の応用の文様です。
銀の消し粉で妻をかけた状態です。
色は、黒と朱です。








レアーチーズ

ケーキ ピアノのレッスンに来ている栗城君が
高校受験なので、頑張ろうの意味を込めて
レアーチーズをつくることにしました。
まずは、台になりクッキー作りから始めました。







ケーキ クリームチーズを柔らかくして
砂糖、レモン汁、ブランデー、牛乳にしとらえておいたゼラチンを
暖めてとかしものを混ぜます。
生クリームも同じくらいの堅さにホイップします。









ケーキ まんべんなく、手早く混ぜます。
ともかく手早くするのがコツです。
混ざった状態になったら、型に流し込みます。









ケーキ 型に流し込んだら、台のクッキーをのせます。
少し押しつけるようにします。
このまま、夏は冷蔵庫、冬は部屋で三十分ぐらいで
固まります。









ケーキ 今度は、型から抜きます。
型のまわりをタオルで暖たかめます。
スーと型から抜けますから
抜けたら生クリームをコーテイングして完成です。










ケーキ 二十分ぐらいおいて、クリームが落ち着いたら
別の器に移します。
割合簡単に美味しいケーキができます。










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