2004年9月から

・ 南昌荘の展示会
・ 漆友会
・ お椀の下地

南昌荘の展示会

南昌荘  十一月四日から盛岡の南昌荘というお屋敷で、
  仙台のギャラリー「宙」の菊地さんから頼まれて、
お手伝いすることになりました。
 三日の日は、搬入のため盛岡へ行ってきます。
報告は、帰ってきてからいたします。
 写真をクリックすると案内がでます。




南昌荘  これが南昌荘の玄関です。
左の方が、中玄関で、右の方がお客用の玄関です。
スタッフは、中玄関から出入りします、。











南昌荘  玄関から右の方へ行くと裏にでます。
裏が広い庭園になっていました。
今ちょうど、紅葉の始まりでした。









南昌荘  お庭をじっくり見ようとすると、一時間ぐらいはかかると思います。
庭の右手の方に茶室もあり、時々茶会も開かれるそうです。












南昌荘  建物の方向を写しました。
真ん中に池があり、錦鯉が泳いでいます。
芝生もよく手入れされていて、気持ちのよいお庭です。















南昌荘  ここが展示スペースです。
かなり面倒な展示になりそうでした。
長いテーブルと白布が用意されていましたが、
白布、壁置きの展示は最初からなかったので、
1時間ぐらいは、試行錯誤でした。












南昌荘  それでも、どうにかそれらしい展示になりました。
はじめ、みんなのものを集めて展示しましたが、
バランスの悪い展示になってしまったので、
各自独立した展示にしてみました。














南昌荘  全体にすっきりした展示になったと思います
床の間もあったのでそこも利用してみました。
ただ、タペストリーとかを下げるのには、かなり苦労しました。















南昌荘  初日(四日)の会場です。。
お客さんもちらほら来てくれました
お昼までいて、帰りに大野村の佐々木さんのところへ寄ってきました。
若い人達を集めてくれて、お話をしてDMを置いてきました。
見に来てくれると良いのですけれどどうでしょうか?
今日は、浄法寺の漆の仲買をしている小林さんから
電話があり、盛岡で展示会をしているということは話しておきました。
 日曜日には、搬出に又盛岡へ行きます。









漆友会

漆友会  三十年続いた漆友会が、最後の展示会をしました。
九月四日に顔を出してきました。

左から、木村さん,一人おいて藤沢さん、岩谷さんです。











漆友会  岩谷さん作品です。

















漆友会  岩谷さんのから塗の弁当箱です。

 撮影 土田 亙君












お椀の下地

お椀 九月四日、大野村からお椀の木地が届きました。

秋岡芳夫さんが、大野村のプロジェクトを立ち上げたとき「将来、漆器の木地ができるようになれば良いんだけど。」と言ってたことを思い出し、感慨深いものがあります。大野村の佐々木米蔵さんの息子さんが、百個挽いてくれました。クラックのはいているのが十個ぐらいありましたが、できは、かなり良いです。





お椀  これで百個のお椀です。
二ヶ月ぐらい下地の仕事が続きます。
はじめは、こくそ彫りです。








お椀  これがこくそ彫りをした状態です。











お椀  これがこくそ彫りをした状態です。
節や細かい傷をきちんと取らないと、
使っているうちにクラックが、入ることがあります。









お椀  一回目のこくそをした状態です。
これを三回ぐらい繰り返します。










お椀  こくそが終わり、木固め、布はり、布払いが終わり
くくりをしているところです。










お椀  外側の下地が終わり、お椀の中の下地に入ります。










お椀  内側を1回磨き(空研ぎ)をする前の状態です。











お椀  本地でくくりをしているところです。










お椀  くくりを磨き、一回目の蒔地をしたところです。










お椀

 蒔地が終わり、下地がためをした状態です。
これで下地が上がりました。
この状態で半年ぐらい枯らします。









お椀

 下地が終わり、木地と比較しているところです。
わかりにくいですが、厚みの違いがわかりますか?










お椀  高台で比較すると、わかると思います。

写真をクリックすると大きくなります。










戻る