十一月四日から盛岡の南昌荘というお屋敷で、
仙台のギャラリー「宙」の菊地さんから頼まれて、
お手伝いすることになりました。
三日の日は、搬入のため盛岡へ行ってきます。
報告は、帰ってきてからいたします。
写真をクリックすると案内がでます。
これが南昌荘の玄関です。
左の方が、中玄関で、右の方がお客用の玄関です。
スタッフは、中玄関から出入りします、。
玄関から右の方へ行くと裏にでます。
裏が広い庭園になっていました。
今ちょうど、紅葉の始まりでした。
お庭をじっくり見ようとすると、一時間ぐらいはかかると思います。
庭の右手の方に茶室もあり、時々茶会も開かれるそうです。
建物の方向を写しました。
真ん中に池があり、錦鯉が泳いでいます。
芝生もよく手入れされていて、気持ちのよいお庭です。
三十年続いた漆友会が、最後の展示会をしました。
九月四日に顔を出してきました。
左から、木村さん,一人おいて藤沢さん、岩谷さんです。
九月四日、大野村からお椀の木地が届きました。
秋岡芳夫さんが、大野村のプロジェクトを立ち上げたとき「将来、漆器の木地ができるようになれば良いんだけど。」と言ってたことを思い出し、感慨深いものがあります。大野村の佐々木米蔵さんの息子さんが、百個挽いてくれました。クラックのはいているのが十個ぐらいありましたが、できは、かなり良いです。
これで百個のお椀です。
二ヶ月ぐらい下地の仕事が続きます。
はじめは、こくそ彫りです。
これがこくそ彫りをした状態です。
これがこくそ彫りをした状態です。
節や細かい傷をきちんと取らないと、
使っているうちにクラックが、入ることがあります。
一回目のこくそをした状態です。
これを三回ぐらい繰り返します。
こくそが終わり、木固め、布はり、布払いが終わり
くくりをしているところです。
外側の下地が終わり、お椀の中の下地に入ります。
内側を1回磨き(空研ぎ)をする前の状態です。
本地でくくりをしているところです。
くくりを磨き、一回目の蒔地をしたところです。
蒔地が終わり、下地がためをした状態です。
これで下地が上がりました。
この状態で半年ぐらい枯らします。
下地が終わり、木地と比較しているところです。
わかりにくいですが、厚みの違いがわかりますか?