2005年3月に3年越しの約束をしていた。
アクセサリーの展示会をすることになりました。
写真の写りが悪くてすいません。
ブローチが中心の展示会になると思います。
70個ぐらい展示できると思います。
ネックレスもつくりましたが、写真の写りが悪いので・・
相良町の「うーの」という喫茶店で3月のはじめから
終わりぐらいまでやるつもりです。
山形の小林さんが、弘前で展示会をしました。
これは洗い朱の塗り立てに揉み箔で模様をつけた
乾漆の器です。
乾漆のぐい飲みのような小さい器です。
研ぎでしての仕上げです。
黒いウエーブの上の赤い蓋ものが印象的でした。
最初の写真と同じ仕上げの鉢物です。
洗い朱の色が良く出ていました。
6寸くらいの箱2つ、
和紙を張った上に黒と金箔で仕上げてあります。
板の両端を黒の布目塗で仕上げています。
あとは木地呂塗の仕上げです。
小さい乾漆の蓋ものもおもしろかったです。
ブナコの仕事を始めたときの気持ちが、
少し薄れてきたので初心に戻り
今仕上げているところです。
3月の展示会のためのアクセサリーです。
こんな形もあった方がよいと思い仕上げています。
これは、ペンダントにする予定です。
ペンダントが黒っぽいのしかないので
こんな仕上げにしてみました。
これは、1尺くらいのブナコの鉢です。
このシリーズもブナコの仕事を始めたとき
良くつくりました。
九月二七日(月)土田亙君と、砥石山へ行ってきました。
大清水沢の入り口は、今、採石場のプラント工場になっていました。
事務所の人に事情を話し、車の行けるところまで案内してもらいました。
事務所の人もここにそんな砥石が、採れるところがあることさえ知りませんでした。
ここが、沢の二又、左が本流です。ここを上っていきます。
右側から巻いていくと、かすかに道らしいものがありました。
下の写真が、それです。
ほとんど道が付いていませんが、所々道があります。
三十年前は、楽に歩けたところですが、今は、所々で道が、分断されています。
山菜採りの人とかが、歩いている後が見られます。
ここは、かすかに道らしい風に見えます。
山は、キノコ、栃の実等がありました。
なかでも、トリカブトは、見事に咲いていました。
ここが、左側から流れている沢の入り口です。
右側の倒木の先に、細い道が付いています。
ここを発見するまで三回ぐらい道に迷いました。
沢を二十分ぐらい歩くと、ぽっかりと開けたところに出ます。
そこが、採掘現場です。
はじめは、もう少し先のようにも思って、
沢を登りましたが、道が見つからないので戻って
確認してみました。
全体に左の斜面が、窪んでいて、
採掘した所は、雑木が少ない状態です。
これが、大清水砥です。
とても記憶だけでは、たどり着けるようなところでは、ありませんでした。
三十年前の、五万分の一の地図と二万五千分の一の地図が、
あったから辛うじてたどり着けたと思います。
教訓は、記憶だけでは駄目です。
記憶と記録が大切だと言うことでしょうか。